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交通事故施術の注意点(その41)
交通事故施術の注意点の41回目です(整骨院では交通事故治療ではなく交通事故施術)。
交通事故において、特に自転車やバイクでの事故の場合、転倒により足を捻挫するケースがよくあります。この場合に、「ちょっとした捻挫だから、まあいいや」と、放置していると、後々にお大きな問題になる可能性がありますので、ご注意くださください。
脚全体を見れば足首だけでなく他にも捻挫する箇所は多数ありますが、日常的に直面することが多いのが足首の捻挫ですね。前にあったケースで、足首を捻挫して来院し、その後は施術が進み圧痛や歩くのは痛くなくなったけど、まだ関節が硬いままの状態の学生さんがいました。
「歩いて痛くないかもしれないけど、関節がまだ硬いままだから、もう少し通院してください。今のままで走り回ったら、反対側の足首、それから反対側だけでなく同側の膝、股関節、腰なんかが痛くなってしまう可能性がありますので」とお伝えしたのですが、部活を休みたくないという気持ちから、中途半端な状態で来なくなってしまいました。
その結果、この子は数日後に「股関節が痛くなりました」と、再来院されました。この股関節の痛みに関してはすぐに取れたのですが、こちらのアドバイスを聞かず、またしても来院しなくなってしまいました。
それから1週間ほどした時に、今度は反対側の足(舟状骨)が痛くなっていました。圧痛はないけど荷重をかけると痛いという状態。これはMRIを撮ってもらった方がいいと判断し、MRIのある整形外科に受診してもらいました。結果は「骨挫傷」でした。骨挫傷とは骨折はしていないけど、骨の内部が損傷している状態です。結局、固定するものを着けられ、松葉づえを使用することになってしまったそうです。
このように、関節を捻挫した場合、痛みがなくてもその関節や周りの関節が硬くなることがよくあります。このこのケースの場合、中等度の足首の捻挫が反対側の舟状骨という骨の骨挫傷に発展してしまいました。「痛くなくなったから治った」ではなく、関節の硬さも取る必要があるということを覚えておいてください。最初にもお伝えしましたように、自転車やバイクでの事故ではよく足の捻挫が起きますので、少しでも痛い場合は初診の時に言うようにしましょう。










