頚椎ヘルニア
- 首や肩の痛みがひどくて動けない。
- 腕や手にしびれや痛みがある。
- デスクワークや運転中に首が痛くなる。
- 首を動かすと痛みが増す。
- 寝違えたような痛みが頻繁にある。
これらの症状は頚椎ヘルニアの可能性があります。適切な治療を受けることで、日常生活の質を向上させることができます。
頚椎ヘルニアになってしまう原因は?|摂津市のとみやま整骨院
頚椎ヘルニアの原因は複数あります。以下に詳しく説明します。
1. 長時間の不適切な姿勢
デスクワークやスマートフォンの使用が増えることで、首に負担がかかる前かがみの姿勢が続くと、頚椎にストレスがかかりやすくなります。この姿勢が長期間続くことで、椎間板に負荷がかかり、やがてヘルニアを引き起こすことがあります。
2. 加齢による変化
年齢を重ねるとともに、椎間板の弾力性が失われ、椎間板が乾燥して硬くなります。これにより、椎間板が容易に損傷し、頚椎ヘルニアを引き起こしやすくなります。加齢による変性は自然なプロセスであり、特に40代以降にリスクが高まります。
3. 外傷やケガ
交通事故やスポーツによる衝撃が首に加わると、椎間板が損傷し、ヘルニアを引き起こすことがあります。急激な衝撃や無理な動きが原因となり、椎間板が外側に飛び出すことがあります。
4. 過度な運動や労働
重い物を持ち上げる仕事や、激しいスポーツ活動が首に負担をかけると、椎間板が圧迫されることがあります。これにより、椎間板の内部の組織が外に飛び出し、神経を圧迫してヘルニアが発生することがあります。
5. 遺伝的要因
家族に頚椎ヘルニアを患った人がいる場合、遺伝的に椎間板が弱い傾向があります。これにより、同じような症状が出るリスクが高くなります。
6. 筋力の低下
首や肩周りの筋力が低下すると、椎間板への負荷が直接かかりやすくなります。筋力の低下は、運動不足や加齢、生活習慣の乱れが原因で生じます。特に、首の支えとなる筋肉が弱いと、頚椎にかかる負担が増大し、ヘルニアを引き起こす可能性が高くなります。
これらの要因が複合的に作用することで、頚椎ヘルニアが発生しやすくなります。生活習慣の改善や適切な姿勢の維持が予防の鍵となります。
頚椎ヘルニアが改善しない、悪化する理由は?|摂津市のとみやま整骨院
頚椎ヘルニアが改善しない、または悪化する理由にはいくつかの要因があります。以下に詳しく説明します。
1. 適切な治療が行われていない
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自己判断による治療
- 症状が軽いと自己判断で放置したり、誤った治療方法を試みることがあります。専門医の診断を受けずに治療を行うと、症状が悪化することがあります。
- 治療方法の誤り
- 頚椎ヘルニアの原因や症状に適した治療が行われていない場合、症状が改善しにくくなります。例えば、薬物療法だけではなく、理学療法やリハビリテーションも必要です。
2. 継続的な負担がかかっている
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不適切な姿勢や動作
日常生活での姿勢や動作が原因で、首や肩に負担がかかり続けると、症状が悪化します。特にデスクワークやスマートフォンの使用が長時間にわたると、首への負荷が増大します。
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過度な運動や労働
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重い物を持ち上げる仕事や、首に負担がかかる運動を続けると、ヘルニアの症状が悪化することがあります。
3. 治療後のアフターケアが不十分
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リハビリテーションの欠如
治療後に適切なリハビリテーションを行わないと、筋力が低下し、再発や症状の悪化を招くことがあります。リハビリテーションは筋肉の強化と柔軟性の向上に役立ちます。
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生活習慣の改善不足
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生活習慣の見直しや改善が不十分だと、しびれの原因となる要因が取り除かれず、症状が続くことがあります。例えば、食事や運動習慣の見直しが必要です。
4. 健康状態や体調の影響
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慢性的な病気や疾患
糖尿病やリウマチなどの慢性的な病気が原因で、しびれが生じる場合、病気自体が改善されないとしびれも改善しにくいです。これらの病気は長期的な管理が必要です。
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ストレスや疲労
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精神的なストレスや身体的な疲労が原因で、筋肉が緊張し、首に負担がかかりやすくなります。適切な休息とストレス管理が重要です。
5. その他の要因
- 適切なサポートの欠如
- サポーターや装具を適切に使用しないと、神経や筋肉に過度な負担がかかり、しびれが悪化することがあります。専門家の指導のもとで適切なサポートを使用することが重要です。
- 栄養不足
- ビタミンやミネラルの不足が原因で神経の健康が損なわれ、しびれが生じることがあります。特にビタミンB群やマグネシウムの不足が影響を与えることがあります。
一般的な頚椎ヘルニアの治療方法は?|摂津市のとみやま整骨院
保存療法
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安静:首に負担をかけないように休むことが重要です。
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薬物療法:痛みや炎症を抑えるために鎮痛剤や抗炎症薬を使用します。
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理学療法:ストレッチや筋力トレーニング、マッサージなどで筋肉をほぐし、症状を改善します。
リハビリテーション
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姿勢矯正:正しい姿勢を保つことで、首にかかる負担を軽減します。
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エクササイズ:特定のエクササイズで筋力を強化し、症状を予防します。
手術療法
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椎間板摘出術:重症の場合、椎間板を摘出する手術が必要になることがあります。
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人工椎間板置換術:傷んだ椎間板を人工のものに置き換える手術です。
頚椎ヘルニアの治療期間は個人差があります。軽度の場合、保存療法とリハビリテーションを行うことで、数週間から数ヶ月で症状が改善することがあります。しかし、重症の場合や手術が必要な場合は、回復に数ヶ月から1年以上かかることもあります。
早期に適切な治療を受け、日常生活でのケアを徹底することで、回復が早まり、再発を防ぐことができます。
当院の施術方法|摂津市のとみやま整骨院
頚椎ヘルニアが起きてしまっている原因、日常生活、仕事環境などのお話をしっかりと伺い、状態の悪くなっている部分をはじめ全体状態をチェックしていきます。
お身体の状態を把握した上で、どこをどのようにアプローチしていくのが良いかをお示しして、状況に応じて痛みが出ている箇所、患部の周囲、膝、股関節、骨盤、上半身などに対して施術をおこなってまいります。
頚椎ヘルニアでお悩みの方は一度当院へお越しください。
執筆者:
とみやま整骨院 柔道整復師 院長 冨山周作
摂津市の整骨院「とみやま整骨院」は地域的に摂津市はもちろん、吹田市・茨木市及び南茨木近辺から患者様が来院されています。
他院で症状の改善がみられなかった方も是非来院して、施術を受けてみてください。その症状は改善する可能性があります。