かかとの痛み
- 歩行時や立っているときにかかとが痛い又はしびれる
- 走るとかかとが痛い
- 運動後にかかとが痛い
- かかとを押さえると痛い
- かかとを着けると痛いのでつま先歩きになる
かかとを打ったりした覚えがないのにこれらの症状が出る原因として以下のことが考えられます。|摂津市のとみやま整骨院
・足底筋膜炎(足底腱膜炎とも)が起きている
・シーバー病が発症している
・アキレス腱の炎症がかかとに痛みを伴っている
・かかとの神経に圧力が必要以上にかかっている
・かかと周辺の骨格の可動不全が起きている
・脚の軸がズレている(プロネーション異常)
・全体的な骨格のバランスが崩れていて体重のかかり方が悪い
・合わない靴を履いている
足底筋膜炎とは?|摂津市のとみやま整骨院
足底筋膜は、足の底部にある筋膜で
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歩く・走る・着地するなど足を地面に着く時の衝撃の吸収
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足を蹴り出す時のバネの役割
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足の形状を維持する
などの重要な役割を果たしています。
この足底筋膜が炎症を起こしているのが足底筋膜炎です。その症状として、かかと周辺に鈍痛や刺すような痛みが出ることが多いですが、足底の中央部や足の指の付け根あたりに出ることもあります。
原因として、
・激しく走ったりジャンプをするスポーツをしている人
・硬い地面の上で練習をしている人
・合わない靴を使っている
・クッションのあまりない靴を使っている
・長時間立ちっぱなしの仕事をしている人
・扁平足又は土踏まずが高すぎる人
・体重が急に増えた人又は肥満の人
などが挙げられます。
シーバー病とは?|摂津市のとみやま整骨院
「シーバー病(セーバー病)」、または「踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)」とも呼ばれるこの疾患は、の10歳前後のスポーツをしている男児に特によく見られる疾患で、症状としては「かかとの腫れ」、「圧痛(押すと痛いこと)」、「歩行時痛」などが挙げられ、歩行時痛が強い場合には踵が着けず、つま先歩きをしている場合もあります。
成長期の子供の踵骨(かかとの骨)には「踵骨骨端核(しょうこつこったんかく)」というものがあり、踵骨と踵骨骨端核の間には「成長軟骨」があります。
激しいスポーツをすることにより、アキレス腱に踵骨骨端核が強く引っ張られ、成長軟骨が炎症を起こしてしまうのです。これがシーバー病のメカニズムです。
大人になるにしたがい、この成長軟骨が骨化していき、踵骨・成長軟骨・踵骨骨端核が合わさって1つの踵骨(かかとの骨)になります。つまり、子供のかかとの骨は大人よりも構造上、弱いということが言えます。
上記のようなかかとの痛みに対し、摂津市のとみやま整骨院では患者さんの状況や状態に応じて施術を行っていきます。
とにかく炎症がキツイ場合には、アイシングや炎症を抑える器械等を使用し、炎症の抑制を行います。
かかと周辺の関節の動きが悪くなっていることにより、かかとに負担がいって痛みが出ているケースには、かかと周辺の関節の動きを良くする施術を行います。
脚周の状態がオーバープロネーション、又はアンダープロネーションであった場合には、骨格の調整を行いそれらを改善させていきます。
オーバープロネーション、又はアンダープロネーションとは、足の着地時の衝撃を分散して和らげるために、着地の時にかかとが内側に倒れ込むように動く状態の種類で、オーバープロネーションは着地時にかかとが大きく内側に倒れ込む状態で、アンダープロネーションは着地時にかかとがあまり内側に倒れ込まない状態です。どちらの場合も足に負担がかかりやすくなります。
また、体重のかかり方が悪い場合にも足に負担がかかることがあります。この場合、以外に思うかもしれませんが、下半身だけでなく上半身の調整も必要になることがあります。こんな場合には、骨盤を中心に骨格全体を調整していきます。
執筆者:
とみやま整骨院 柔道整復師 院長 冨山周作
摂津市の整骨院「とみやま整骨院」は地域的に摂津市はもちろん、吹田市・茨木市及び南茨木近辺から患者様が来院されています。
他院で症状の改善がみられなかった方も是非来院して、施術を受けてみてください。その症状は改善する可能性があります。