１．外傷（ケガ）による痛み

尻もちをついて転倒した際におこしやすい、脊椎の圧迫骨折。

ぶつけた（打撲）ことにより生じるケース。

外力または自力により関節に負荷がかかり捻挫してしまうケース。

充分にアップをしないでいきなり走り出したり急に止まったりなど、許容範囲を超えた負荷がかかり肉離れした場合、などのケースがあります。

２．長時間の不良姿勢

デスクワーク・授業中・テレビを見ている時・ゲームをしている時などに、長時間にわたって不良姿勢をとっていると、骨格が歪んだり、筋肉に負荷がかかったりして、血流も悪くなり痛みが出やすくなります。

また、これらの状態を放っておくと、首から上へも症状が出てしまい、眼精疲労・めまい・頭痛、などに発展する可能性もあります。

３．整形外科的疾患

整形外科的疾患の具体例として、椎間板ヘルニア、圧迫骨折、肋間神経痛、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、などにより背中に痛みが出る場合もあります。

症状としては、鋭い痛み・鈍痛・しびれ・放散痛など、さまざま症状があります。

４．内臓に炎症や疾患がある

心臓・膵臓・胃・肺・肝臓・胆のう・胆管・腎臓・小腸など、内臓に疾患・炎症があったり、負荷がかかって硬くなっている場合にも背中に痛みが出る場合があります。

内臓の疾患による痛みの場合には当院では対応できませんが、季節の変わり目や内臓に負荷がかかったことで痛みが出ているようなケースだと、当院での内臓の調整により改善できるケースもあります。

５．ストレス

ストレスによって自律神経が狂ってしまい、胃酸が多く出たり、逆に胃を守る粘膜の分泌が減ったりして胃に負担がかかり、背中に痛みが出る場合があります。

また、ストレスがかかると首・肩・背中の筋肉も硬くなりやすくなります。

・筋膜の調整

縮んで硬くなった筋膜を使って緩めます。

筋膜は全身に張り巡らされているため、場合によっては背中以外の場所の筋膜を施術することにより背中が改善こともあります。

程度が軽ければこれだけで改善することも多いです。

・骨格の調整

当院での基本施術となります。骨格が歪んでいると、筋肉も引っ張り合いをして痛みが出やすくなります。

また、筋肉だけでなく、狭窄症やヘルニアなどにも骨格の調整が必要で、ボキボキしない方法を使い、骨盤を中心に背骨・肋骨・肩甲骨・頚椎・頭、などを調整していきます。

・内臓の調整

病名がついてしまうような内臓疾患の場合は当院での施術の対象外となってしまいますが、季節の変わり目や内臓に負担がかかって硬くなっていることによる痛みであれば、内臓の調整により症状を改善させることが可能です。

症状としては、痛み・重だるさ・首を動かすと痛い・腕を上げると肩や首周辺が痛い、などです。

ちなみに、

・心臓なら首・左の肩・左の背中

・肝臓なら首・右の肩・右の背中

などのように、それぞれの臓器によって痛みや重だるさが出る場所が変わります。