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交通事故施術の注意点(その40)
交通事故施術の注意点の40回目です(整骨院では交通事故治療ではなく交通事故施術)。
先日、「前から肘が痛かったけど、最近また右肘が痛い」という患者さんがおられました。整形外科に行くと、「テニス肘」や「ゴルフ肘」、「外側上顆炎」と言われる状態です。
ちなみに、テニス肘や外側上顆炎とは、下の図の赤丸が記してある箇所が動かしたり、押さえたりすると痛みが出る症状です。

骨盤のテストをすると、右の骨盤(右の腸骨)が後ろに倒れる力が働いているのが原因だと分かりました。
前に尻もちを着いてコケたり、自転車やバイクで転倒したことはないかを聞くと、数年前にバイクに乗っていて、交通事故に遭い転倒したとのことです。相手の車は飲酒運転だったそうで・・・なんとも不運な事故に遭われたものです。同じバイク乗りとして、死ななくて良かったと心底思います。
この事故で肘は打っていないようですが、骨盤にダメージが入っていれば、それで肘に痛みが出る可能性は十分あります。更に、事故ではありませんが最近また尻もちを着いて転倒もしているということです。
おそらくは、数年前の事故が原因で骨盤が後ろに倒れる方向に力が加わったことにより肘が痛くなって、最近また尻もちを着いて転倒したことにより、さらに痛みが強くなったのではないかと考えられます。
ちなみにこの患者さんの場合、肘を施術しなくても、骨盤の調整だけをした直後に肘の動作痛や圧痛を確認してもらったところ、「あ、ほとんど痛くない!」という状態までもってこれました。
バイクや自転車の事故で転倒された患者さんを診ていると、腸骨が後ろ方向に倒れる力が働いているケースが多いです。症状として出るのは、今回紹介した肘だけでなく、首や肩などの上半身に出るケースもあれば、膝や股関節などの下半身に症状が出るケースもあります。
事故より後に、原因不明の痛みが出ている方は、一度骨盤を検査してみるのも必要だと思います。










