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交通事故施術の注意点(その31)
交通事故施術の注意点の31回目です(整骨院では交通事故治療ではなく交通事故施術)。
数年前に交通事故に遭われたという患者さんが来られました。この患者さんはバイクで、交通事故により転倒して膝を打ったということです。ちなみに、事故は数年前のことではありますが、数年後であっても影響が出ることがあります。
膝を打った場合、腸骨(骨盤の外側の骨)が仙骨(骨盤の真ん中の骨)に対して前方向に回転する方向に力が働きます。そうすると、脚の後ろ側の筋肉が引っ張られ気味になります。太ももの裏やふくらはぎが肉離れを起こしやすい人は、骨盤がこの状態になっている可能性があります。
逆にバイクで転倒した時に尻もちを着いていたならば、腸骨(骨盤の外側の骨)が仙骨(骨盤の真ん中の骨)に対して後ろ方向に倒れる力が働きます。そうすると、脚の前側の筋肉がひっぱられやすくなります。また、仰向けに寝た場合に骨盤の骨が当たって痛い、なんて症状も出やすくなります。
この患者さんの場合は、前屈をすると太ももの裏側がつっぱるという症状が出ていましたので、上記の条件にぴったり当てはまります。もちろん、交通事故でなくても膝を打って転倒していれば同様の症状が出る可能性はあります。
もし、バイクや自転車で交通事故に遭われた場合には、どちら方向に倒れたか、ということも是非覚えておいてください。施術する際の参考になります。










