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交通事故施術の注意点(その10)
交通事故施術の注意点の10回目です(整骨院では交通事故治療ではなく交通事故施術です)。
交通事故でむちうちになったりして首を痛められた患者さんが来院された際、「冷やされました?」と質問すると、「湿布を貼っていました」や「温めていました」といった返事がよく返ってきます。
受傷してまだ日にちが経過していない時は患部を冷やすようにしてほしいのですが、湿布では冷やしたことにはなりません。確かに湿布を貼るとヒヤッとはしますが、これは冷やしているというよりは「メントール」、「サリチル酸メチル」、「ハッカ油」などの成分により冷たく感じているのです。
ですので、湿布とはまた別に氷で患部を20分ほど冷やすようにしてほしいのです。湿布は冷却効果というよりも、薬用成分による抗炎症効果や鎮痛効果と認識しておきましょう。この場合、よく「保冷剤でいいですか?」という質問もされるのですが、保冷剤ですと時間経過により温度が一定ではありませんので、氷を使用する方が理想的です。
事故の衝撃は自律神経を大きく乱します。「痛くて眠れない」だけでなく、「寝付きが悪くなった」「夜中に目が覚める」といった症状は、体が興奮状態(交感神経優位)から抜け出せていないサインです。事故直後にこんな症状が出ている時は(出ていなくても)、是非とも氷を使用して神経の興奮状態を落ち着かせるようにしましょう。









